売主様宛に「購入申込書」を書面で提出し、価格や引渡し等の条件について調整を行います。
売主様、買主様間で合意に至ったら、売買契約を交わします。

1. 購入申込書に明記される事項

・購入希望価格
購入希望者の方の資金計画に基づき、希望する購入価格が提示されます。
・代金の支払い条件
下記項目について代金の支払い条件が記載されています。
手付金:売買契約締結時に支払われるもので、売買価格の5~10%程度が一般的です。
残代金:売買価格から手付金を差し引いた金額が記載されています。
・融資利用予定の有無
住宅ローン等の融資の有無が記載されています。
・契約・引渡し希望日
下記の日程について希望日が提示されます。
契約締結希望日:契約締結希望日が記載されています。
決済希望日  :購入希望者残代金支払いが可能な日です。法務局や金融機関が営業している平日に設定します。
引渡し希望日 :一般的には、決済日と同じ日になります。
・その他の希望条件
購入にあたり、希望する条件がある場合、記載されます。

2. 契約条件の調整

3.売買契約の締結

契約は下記のような流れで進めます。
契約にあたって必要な書類等がありますので、流れを理解して予め準備をしておきましょう。

ご用意いただくもの
●印鑑(共有名義で購入される場合は各々)
●本人確認書類(免許証・パスポート等)
●売買契約書貼付印紙、または印紙代
※ご本人(共有者含む)が出席出来ない場合、ご本人(共有者)の委任状と印鑑証明書および代理人の印鑑・本人確認書類等が必要となります。

~重要事項説明~

宅地建物取引業法では、売買契約を締結するまでの間に、不動産会社は、購入予定者に対して購入物件にかかわる
重要事項の説明をしなければならないと定めています。重要事項説明は、宅地建物取引士が、内容を記載した書面に
記名押印し、その書面を交付した上で、口頭で説明を行わなければなりません。

 ●登記簿記載の事項
 ●都市計画法・建築基準法等の制限
 ●代金授受の方法
 ●契約の解除関する事項
 上記に関する事項などがあります。
※重要事項の説明を受けて内容をよく理解しないまま契約し、トラブルになるケースもあります。内容をよく理解しましょう。

~売買契約の締結~

売買契約書には、売買代金や売買対象面積、引渡し時期等が明記されます。
※契約の内容に不明な点がある場合には、その場で担当者へ確認をしましょう!
また、契約時に物件の状態を確認する書類として、「付帯設備表」と「物件状況確認書」があります。
対象物件に付帯する設備(キッチン、給湯器、エアコン、照明器具など)、売買契約時の物件の状況(雨漏りの有無など)を売主様から明確にします。
署名・押印が完了しましたら、売主様へ手付金の支払いをいたします。(手付金は売買代金の一部に充当されます)

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